「テレビの砂嵐」のようなGrey #2_Nicolas Sassoon(1)



http://cloaque.org で展示されているNicolas SassoonによるGrey #2.「テレビの砂嵐」のようなGIFアニメ.Sassoonは1981年生まれで,現在カナダ在住.彼のページにいくと「PATTERNS」という項目があって,そこには「Grey #2」同じような抽象的なパターンがいくつかあげられている.それらのパターンはGIFアニメもあればFlashもある.「PATTERNS」のほかに,「STUDIES」「OBJECTS」「OBJECTS」「INSTALLATIONS」などがある.

描かれているのは,総じて8ビット風のもの.なので,「あたらしい美学」として考えられるのかもしれないが,今まで名前を聞いたことがなかった.けれど,検索してみると結構いろいろと記事がでてくる.2011年にSara Ludyとともに行った「WALLPAPERS」という展示がRhizomeでレビューされていたり,http://societeperrier.com/というサイトで「Nicolas Sassoon: Pixel Painter」といインタビューが掲載されている.また,2008年にKrist WoodらとともにComputers Clubという作品を展示するオンラインスペースをつくっている.

はっきりいって,Grey #2だけ見ると,何だかよくわからない.なので,もう少し調べてみることする.


このブログの人気の投稿

矢印の自立

「サブシンボリックな知能」と Doing with Images makes Symbols

マジックマウスの慣性スクロール / Magic Mouse Scroll with momentum.

インスタグラムの設定にある「元の写真を保存」について

「グリッチワークショップ」を見学して考えたこと

ヌケメさんとのトークメモ

デスクトップ・メタファーと「ディスプレイ行為」 

マジック・メモ:行為=痕跡=イメージの解体可能性

[インターネット アート これから]の「これから」を考えるためのメモ_06

2021~23年度科研費「生命の物質化・物質の生命化に関する理論調査と制作実践」成果報告会