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MAPSが示す「正しい」画像とズレの吸収

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TRIANGULATION BLOG で取り上げられていた Kim Asendorf さんのあたらしいプロジェクト MAPS .MAPSはGoogle  Mapsを抽象的な画像にしてしまう. ズームアウトしてみているとそこには確かに地図が現れているのだけれど,ズームインしていくとだんだんと抽象的な画像になっていく.この抽象的な画像が何かに似ていると思ったら,ラファエル・ローゼンダールさんの作品だった.「ベクター画像」のような鮮明さが似ている感じをつくっている. ただMAPSでは地図を拡大するときに,ときおり「ラスター画像」になるような感じがする.実際は「ラスター画像」と「ベクター画像」が入れ替わっていないちがう方式で拡大しているのかもしれないけれど,スムーズに拡大しているときに現われる一瞬の「不鮮明さ」は興味深い質感を示している.拡大前と後の画像に生じるズレを吸収して「正しい」画像を提示しているというところだろうか.ここでの「正しさ」とは地図を明確に示すという目的のためのプログラムに基いているということであり,その意味では一瞬見える不鮮明な部分も「正しい」画像ということになる.しかし,その画像を見ているヒトにとっては,その切替のプロセスが「ズレの吸収」に見えてしまう.

「Like」の価値をあげてしまって(やっと押せたヒト限定)もいいじゃないですか〜

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MAADONNA (aka Emilio Gomariz @ Kim Asendorf ) による《 Can You Like This 》は,「Like」ボタンをカーソルで押そうとするボタンが逃げてしまって,押せないという作品.それだけといえばそれだけの作品. 僕はいまのところ「Like」できてないけれど,この作品を知ったサイト「 prosthetic knowledge 」にあった画像ではLike数が「343」で,僕が押そうとしているLikeは「614」なので,がんばれば押せるのかもしれない. カーソルからボタンが逃げるのであれば,直接ボタンを押してやろうと,iPhoneで 《Can You Like This》を試してみた.すると,ボタンは押せるけど,押した瞬間にボタンが違う場所に移動してしまう.数字は変わらない.やはりズルはだめということなのでしょう. カーソルでボタンを押そうとして押せないようなゲームは昔からあったかもしれないけれど,そのボタンが「Like」ボタンになるだけで,俄然意味が生まれるところが面白いです.それほどにFacebookの「Like」は「ボタンを押す」という単純な行為に大きな意味をつけたのでしょう. 「Like」ボタンといえば,インターネット上の秘密結社である IDPWのポルト から《 どうでもいいね!》が世に出され, メディア芸術祭エンターテイメント部門で新人賞 を受賞したこともつい最近の出来事.「どうでもいいね!」の説明は以下です. インターネット中に溢れる「いいね!」ボタン.増えすぎちゃってそろそろ溺れてしまいそう.いいも悪いも義理もとっておきも全部まとめて「いいね!」したい. そんなあなたにお届けする“どうでもいいね!”ボタンはワンクリックで画面上に表示されている 「いいね!」 を自動でだいたい全部をクリックしてくれる,Google Chrome機能拡張です. 《Can You Like This》も《どうでもいいね!》も,なんでも「Like」してんじゃねーよという批判精神,それは僕たちヒト側もそうだし,「Like」ボタンだって「もう押されたくない!」と逃げまわってもいいじゃないですか.クリックするごとに 良いにしろ,悪いにしろ あらたに情報が発生するわけだから,...