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香月恵介・HouxoQue 二人展「NOUMENON」についてのテキスト「絶望的に孤独な外部から見える光の空間」

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  飯盛希さんが2018年にキュレーションした香月恵介・HouxoQue 二人展「NOUMENON」についてのテキスト「絶望的に孤独な外部から見える光の空間」が,飯盛さんのWebページで公開されました. Houxo Queの作品が放つ光が香月恵介の作品に反射し,香月の作品から反射した光がQueの作品から放たれる光と合流する.Queと香月のそれぞれの作品から放たれる光が重なり合う空間に鑑賞者はいる. Queさんと香月さんというともに「光」を扱う作家がつくる光の空間を見ているというテキストになっています. こちらから見ると映像の記録画像とともにテキストが読めます👀 ✨ http://ngmrsk.jp/curation/2018-06b/

Houxo Que「apple」から考えた_サーフェイスとその内部である「バルク」

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Houxo Que「apple」での作品群は,サーフェイスとその内部である「バルク」で考えてみると,ディスプレイ=「窓/鏡」というメタファーを更新できるのではないだろうか.「バルク」というのは物質の内部のことである. 表面と内部の違いをとりわけはっきりさせたい時,表面に対して内部を“バルク”と呼び,表面に対する内部の特性をバルク特性と呼んで区別する.バルクとは“全体”という意味である.p.11    表面と界面の不思議,丸井智敬・井上雅雄・村田逞詮・桜田司   「apple」の作品群は,鏡や窓といった「インターフェイス」としてではなく,バルクという物質本来の性質の部分を覆い,物質に異なる性質をもたらす「サーフェイス」としてiPhoneやiPadを考えるきっかけを提示している. しかし,appleデバイスが常にバルクに連なるサーフェイスとなっているわけではない.フロントカメラで捉えた映像ではなく,ホーム画面になっているとき,そこには「壁紙」と「アイコン」が重なり合ったインターフェイスとなっている.ここでは,蛍光塗料はインターフェイスに重ねられた異物として存在し,こちらと向こうとを分けるガラスの存在を示している. フロントカメラで捉えた映像がディスプレイに投影されると, appleデバイスのガラスに塗られた蛍光塗料は, 「16,777,216view」シリーズ で ディスプレイに塗られた塗料とは異なる性質を示すようになる.なぜなら, appleデバイスが形成する バルクのなかに物理世界が吸収されていき,その最前面に蛍光塗料が塗られたサーフェイスが生じるからである.そこで, 私たちはサーフェイスしか見ていないような感じであるが,全てはバルクへと取り込まれていく.私たちは 「16,777,216view」シリーズのように塗料とガラスとがつくる表面を注視することができなくなる. ガラス面に付けられた塗料がサーフェイスを強調するけれども,この塗料があるからこそ,サーフェイスがバルクに続いていることが際立ち,内部へと視線が吸収されていく. バルクに吸収された私たちは塗料によって,そのままのかたちで現れることができなくなっている.私たちが向こうにいくことをガラスが阻んでいるのではなく,私たちは...

美術手帖(2017年9月号)にHouxo Que個展「S H I N E」のレビューを寄稿

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https://twitter.com/kuad_artzone/status/897814268011134976 美術手帖(2017年9月号)に,京都の ARTZONE で開催されたHouxo Que個展「 S H I N E 」のレビュー「凹凸のない光の基底面」を書きました.Queさんの作品を継続的に見てきて,今回はじめてあらわれた「光の色面の重なり」やディスプレイに表示された「文字」について書いています✨ レビューのお供にこちらのテキストもお読みいただけるとうれしいです😊 → モノとディスプレイとの重なり 第3回「 光を透過させ、データとは連動しないディスプレイのガラス───Houxo Que《16,777,216 view》、Evan Rothの《Dances For Mobile Phones》 」

MASSAGE連載06_《Empty Horizon》という「ディスプレイ」を抽出するモノ

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MASSAGE での連載「モノとディスプレイとの重なり」の第6回「 《Empty Horizon》という「ディスプレイ」を抽出するモノ 」が公開されました.また,今回からタイトル画像がマットブラックのiPhoneになりました!  Gallery Out of Place でのWINDOWS展に展示されている 須賀悠介 さんの作品 《Empty Horizon》について論じています.WINDOWS展は須賀さんと Houxo Que さんの2人展で,Queさんの作品《16,777,216 view》 シリーズを連載の3回目「 光を透過させ、データとは連動しないディスプレイのガラス 」で論じていますので,合わせて読んでもらえるとうれしいです. 引き続き,よろしくお願いします😊😊😊

MASSAGE連載03_光を透過させ、データとは連動しないディスプレイのガラス

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MASSAGE での連載「モノとディスプレイとの重なり」の第三回「 光を透過させ、データとは連動しないディスプレイのガラス 」が公開されました. Houxo Queさんの 《16,777,216 view》 シリーズ とEvan Rothの 《Dances For Mobile Phones》 シリーズからあらたな平面について書きました! ディスプレイは普段は光,モノ,データとがぴったりと重なり合っているけれど,それをあえて引き剥がし,また重ねると,そこにあらたな平面が現れるということを書きました. 谷口暁彦 さんが作成してくれたイメージに「手」がでてきたのと呼応するように,ディスプレイに対するヒトの意識や行為が考察のなかに入ってきました. 次回もがんばります😊 😊😊

お仕事:『“TOKYO”───見えない都市を見せる』への寄稿(もうひとつのパラレルワールド追記)

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東京都現代美術館で開催されている展覧会「 “TOKYO”───見えない都市を見せる 」の カタログ に,ポストインターネットについてのテキスト「 ポストインターネットにおける3つのデフォルト:OS/イメージ・オブジェクト/オンラインギャラリー 」を書きました. 10年以上東京から離れていて,主にインターネットのなかで考えていた私にとっては,東京とインターネットとの結ぶつきを考えることはとても難しい作業でした.カタログに掲載されているテキストは,難航した作業のA面のようなものです.A面は書籍というリアルな物質に定着されたので,是非展示を見に行って,カタログを買って読んでもらえるととてもうれしいです! ということで,掲載したテキストにはB面が存在します.B面は紙に定着することがなかったので,イメージオブジェクトが提示するようなパラレルワールドとしてインターネットに載せておきます. 追記:2015.12.12 もうひとつのパラレルワールドとして,展覧会で「ポストインターネット」のキュレーションをしているEBM(T)のナイル・ケティングさんが展示に採用されなかったテキストをインタビューであげています→ EBM(T)ロングインタビュー――平成生まれのバーチャル聴覚室主宰ユニット、ナイル・ケティングと松本望睦に聞く「アート、TOKYO、同時代」 . −− デフォルトの先のポストインターネット:ネット/リアルに最適化した表現 2008年にアーティスト・批評家のマリサ・オルソンがインタビューで言った「ポストインターネット」という言葉は,オンラインとオフラインとの区別がもはや存在しないことを意味していた(1).7年経った現在において「ポストインターネット」は,アートワールドのバズワードのひとつとなり,単に「インターネット」を感じさせる作品を指す言葉になっている.この言葉のアートワールドへの浸透を考えるには,2007年にガスリー・ロナガンがブログに書いた「ハッキング vs デフォルト」(2)を参考にすると見通しがよくなる.ロナガンはインターネットアートの第一世代であるnet.artの特徴をソフトウェアやインターネットの「ハッキング」とし,対して,ポストインターネット世代の特徴は「MSペイント」といったデフォルトのソフトウェアを使うこと...

デジタル時代の物質性 あるいは 単にPhotoshopのブラシ あるいは 単にブラシ

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スライドのPDF https://drive.google.com/file/d/0B3RHXdLnqTi-VTAxenZPZUtuWFE/view?usp=sharing 第2回 新/視覚芸術研究会 「デジタルメディア時代の視覚と世界変容。出来事、記憶、身体の行方」 のスライドです.問題提起のタイトルに「あるいは 単にブラシ」が追加されました. 発表で扱う(だろう)リンク Panther Modern http://panthermodern.org/index.html http://panthermodern.org/roomtwo.html Artie Vierkant_Image Object http://www.artievierkant.com/imageobjects.php Tabor Robak http://www.taborrobak.com/2014/ エキソニモ_Body Paint (series) http://exonemo.com/works/bodypaint/?ja Houxo Que https://www.flickr.com/photos/day_and_night/with/18005014420/

告知:第2回 新/視覚芸術研究会 「デジタルメディア時代の視覚と世界変容。出来事、記憶、身体の行方」

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8月22日に「第2回 新/視覚芸術研究会」で「デジタル時代の物質性あるいは単にPhotoshopのブラシ」というタイトルで話します.このタイトルはオンラインギャラリー「 Panther Modern 」の展示室2 EVA PAPAMARGARITI さんの展示作品に書かれていた英語を日本語にしたものです. この言葉を手掛かりに以下の作品を紹介しながら,デジタル時代の「ディスプレイ」のあり方を考えてみたいと思っています. エキソニモ《Body Paint – 46inch/Male/White》 2015 Houxo Que 《16,777,216 views》2015 Tabor Robak《A*》2014 Artie Vierkant《Image Object Tuesday 20 January 2015 4:24PM》2015 −− 第2回 新/視覚芸術研究会 「デジタルメディア時代の視覚と世界変容。出来事、記憶、身体の行方」 ■テーマ 視覚文化のデジタル化はこれまでの「見ることの意味」を侵犯しただけでなく、脱領土化をもたらした。電子化された映像が世界の隅々に行き渡れば、場所、身体、時間といった概念は変化せざるを得ないだろう。オリジナルとコピーの区別はすでに消滅して久しいが、作者と作品という関係が無効されるこうした文化状況は、身体そのものを集合的なものへと再編する契機となるのだろうか。さらに高精細度映像の進展はヴァーチャル化した世界を新たな段階へと押し上げるのかもしれない。出来事、記憶、身体のあり方はどこに向かうのか。変容の過程における視覚文化を再読する。 ■日時 2015年8月22日(土) 13時~18時 ■場所 デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) 〒651-0082 兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4デザイン・クリエイティブセンター神戸 078-325-2201 (JR三ノ宮駅からフラワーロードを南へ徒歩約10分) ■タイムスケジュール 13時00分 開会ご挨拶 13時10分 土屋誠一 沖縄県立芸術大学 14時10分 前田真二郎 情報科学芸術大学院大学 15時10分 松木綾子 甲南女子大学大学院修士課程 1...