memo20110813から抜粋:記号を記し続ける
文字を書き続ける,記号を記し続ける.GUIにおける記号の位置とかを考える必要があるのかもしれないけれど,そんなことを考える間もなく,僕達がそれを受け入れているということ.身体行為を変更していることについてを考えたけれど,今度は,身体とともに動く記号について考える必要があると思い,カーソルを考えているのだが,それでもカーソルだけではだめで,カーソルとともに動く他の記号との関係を記さないといけないと思うのですが,そこが難しいというか,まったくできていない.カーソルをひとつの中心にして動き続ける記号の群れを,その関係性を記すことで考察していくこと.
GUIでは「記号はしるしつづけられる」.しかもその「しるされ方」は記録されることもある.そこから,新しい関係が生じることがある.ヒトだけでは考えることができないきっかけを与えてくれるように「しるし」を活用することができる.ここに「ヒトの身体性」を考える上に,新しい視点を与えてくれる可能性があると思うし,「コンピュータの身体性」を出てくるところだと思う.「記号」が次々と記し続ける,そして記され続けることによって,そこに記号の流れが生まれ,それが人称を生み出していく.とにかく先に流れが生じる,そこから,人称が生じて,記号の流れに澱みが生じる.