メモをメモったメモ
(カーソルはモノでもあり,映像でもあり,データでもある.どれが中心? データ中心主義.)
切り貼り.カット&ペースト.コラージュ.
世界をコラージュしていく.その中でのカーソル.ひとつの基準点としてのカーソル.コラージュの外に位置するカーソル.
身体性.コンピュータの身体性.ここには一度言及しなくてはならない.
《↑》でのカーソルの反転.ループするカーソル.消失するカーソル.
どっちが中心? どちらも中心? どれも中心?
結局,カーソルは中途半端な存在.中途半端という認識が大切.(なんにでもなれて,なんにもなれない.曖昧な存在.)
切り貼りされる世界.その上(手前)にあるカーソル.切り貼りを逃れるカーソル.
論理の世界に落とされたヒトの染みとしてのカーソル.アナログとデジタルとの接点.アナログから染み出したのか.デジタルから染み出したのか.いずれにしてもアナログでありながら,デジタルの領域にあり,デジタルでありながら,アナログの領域にある.
移動する染み.消失する染み.反転する染み.
染みが反転しても染み?
移動する中心.消失する中心.反転する中心.
中心が反転しても中心?
マウスとカーソル.
グレーの領域.この曖昧な領域を増幅する.
物理法則.コミュニケーションの破綻.ブレークダウン.
カーソルから解放されたら,ゴットが見えました.
ループするカーソルと破壊されるマウス.
ループするカーソルと祈る2つのマウス.
「光学マウス二つを絶妙な位置関係で合わせると,カーソルが勝手に動き出すことを発見し,それを"祈ることで奇跡が起こる状況"として表現した《祈》.」
マウスも位置,カーソルも位置.
アナログ━━━デジタル
(どっちが中心,ずらす,切り貼り)
分身/コミュニケーション/物理法則
どっちが中心/アナログとデジタル
ループするカーソル/カーソルの消失/反転するカーソル
壊れていくマウスと接続されたカーソル
何事もなかったように手元のマウスと接続されたカーソル
プログラムによる分岐の可能性,切り貼りされるモノとイメージ
ここでもひとつのコラージュがおこっている
プログラムのコラージュ
コードを破壊する.カーソルの周辺が壊れる.
カーソル自体は切り貼りされない,コラージュされない.カーソルはコラージュされずに消失する.消失したカーソルは,現実世界に突如現れる.リアルとバーチャルの反転.
反転を示すモニターのカーソル
現実世界のカーソル
リアルとバーチャルを重ねてしまうカーソル
根拠がないわけではない━座標データ
ひとつの縄張り
反転するときの基準点
データの流れの中でのカーソル.
モノとデータとイメージ.三位一体.精霊のようなデータ.精霊のようなカーソル.
「カーソルの存在の根拠は「しょせん座標データ」ってことなんですけど,逆に座標を記録してあれば完全にリアルな存在が再現できる.」
再現以上のこともできる.
位置情報━━正確な座標データ
2つのマウスの絶妙な位置関係→ループするカーソル
カーソルが勝手に動き出す→奇跡が起こる状況
自動的に操作・変形するシステム→ヒトの手がいらない.ヒトがいらないシステム.
コラージュできないイメージ━━カーソル
「ネットワークの向こう側の空間」はどこなのか?
ネットワークの向こう側のリアルな空間.
「デスクトップに存在するカーソルと言う縄張り」
カーソルの周辺がリアルからバーチャルへと反転する
「モニターを見ている自分という座標」
カーソルの縄張りの中で,XYの数値に還元されるような自分を体験すること.
「分断されつつ同時に成立する自分を撹乱するインターフェイス」
既にメチャクチャになっている自己をループに巻き込みさらにメチャクチャにしってゴットに近づける.
ループするカーソルをなぜ受け入れてしまうのか.
いつもと異なる状況だから.
カーソルのもっている不思議さから,何が起きても受け入れる態勢が出来上がっている.
プログラムを変えることで,カーソルが私たちのことを「理解」しているように思わせる.
ループするカーソルのプログラム.ヒトをもうひとつの組み立てられた「理解」へと到達させるために仕組まれたプログラム.
保坂和志のカフカ解釈とエキソニモ
カフカとエキソニモ
世界の組み立て方の問題
世界を組み立てる基準点としてのカーソル
組み立てた世界でのヒトとコンピュータとの距離を測るために必要な三角測量の基準点としてのカーソル