スライド:情報美学概論A 第9回|リアルタイムの諸相
東京藝術大学 芸術情報センター:情報美学概論A
第9回:リアルタイムの諸相→スライド
参考資料
瞬間の君臨―リアルタイム世界の構造と人間社会の行方
アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション(本編3種収録)(初回生産限定3枚組) [Blu-ray]
http://www.wired.com/magazine/2009/11/ff_avatar_5steps/
New Philosophy for New Media
Bill Viola - The Quintet of the Astonished (2000)
記号と再帰―記号論の形式・プログラムの必然
http://counteraktiv.com/index_j.html
創造性の宇宙
終えて
第9回:リアルタイムの諸相→スライド
参考資料
瞬間の君臨―リアルタイム世界の構造と人間社会の行方
アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション(本編3種収録)(初回生産限定3枚組) [Blu-ray]
http://www.wired.com/magazine/2009/11/ff_avatar_5steps/
New Philosophy for New Media
Bill Viola - The Quintet of the Astonished (2000)
記号と再帰―記号論の形式・プログラムの必然
http://counteraktiv.com/index_j.html
創造性の宇宙
終えて
ヴィリリオの書いていることが,アバターのメイキングで実現されている気がする.別の世界の外観移送を行うような「リアルタイム」.外観移送ではないリアルタイム.平川紀道さんが試みているような外観移送自体を疑うような態度.リアルタイムとはヒトのためだけの時間ではないはず.それは,コンピュータにとってもリアルタイムであるはず.しかし,ヒトはコンピュータのためのリアルタイムを認識することはできない.それを観測可能にするような装置を作ること.観測可能になったとしても,それを解釈できるのか.もし仮にそれが解釈できなくても,それでもなおそれを解釈しようとする試みること.解釈ができるようになるまで,その場に居続けること.同じ時間に居続けること.それがヒトとコンピュータとのあいだに生じる「リアルタイム」なのではないか.ヒトにはヒトのリアルタイムがあり,コンピュータにはコンピュータのリアルタイムがあり,そして,ヒトとコンピュータとのあいだには,ヒトとコンピュータとのあいだのリアルタイムがあるのかもしれない.