2022年の振り返り

2022年にはこの投稿を含めて9本の記事を書いています.2021年が13本だったから,4本減りました👻 ちなみにnoteには21本の記事を書いているので,合計して30本の記事を書いたことになります.2021年は53本の記事を書いていたので,だいぶ減りましたね😢

2022年は久しぶりに査読論文が出ました.『映像学』には3本目の論文掲載です.査読論文の掲載はやはりうれしいですね!
ÉKRITSで断続的に掲載してもらっている「インターフェイスを読む」の7回目のテキストを書きました.8回目で書きたい題材はあるもですが書けないまま2023年になっていきます.
いつもとはちがうこともしました.私が勤めている甲南女子大学文学部メディア表現学科の卒業生・尾松琴音さんの映画『コットンダイアリー』の公式HPをNotionで作成しました.最初は検索にかからないなどの苦労がありましたが,少しはお役に立てたかなと思います.この作品を元町映画館に観にいったときは補助席が出るほどの満員でした👏 
原久子さんのお誘いでENCOUNTERS × Vislab Osakaトークセッション①でお話ししました.
映像学会で発表しました.毎年発表したいなと思っているので,今年も発表できてよかったです.大学院生の発表が多くて,教員の発表が少ないなと感じているのですが,教員なっても毎年発表していた小出正志先生が今年で退職になるのも知りました.小出先生のように毎年発表できるように頑張りたいなと持っています
かつて,「インターネット・リアリティ・マッピング」という連載をしていたのですが,ページがなくなってしまったので,noteに転載しました🗺
作品や論考を掲載する(ほぼ)月刊の写真ウェブマガジン「iiiiD」の11月号に連載「フラットネスをかき混ぜる🌪」の4回目が掲載されました.こちらも不定期な感じなってしまっていますが,連載として継続的にピクセルベースの「写真」とは何かということを考えています.
研究としては,JSPS 科研費 JP 20H01203「ライフ/デス・アートの美学」の助成のもとで行われた山形一生さんに行ったインタビューをまとめて,noteに公開しました.こちら大きな反響があって,とてもよかったです.現在論文も書いています.
もう少し記事を投稿したかったなという気持ちがありますが,なかなか書けなかった一年でした.その理由の一つとして本の執筆と言えればいいのですが,それはなくて,メディア表現学科で「メディアアート論」を受け持つことになって,その準備が忙しかったですね.今の私の関心である「予測」と「意識」ということに引きつけて,過去に書いたテキストを修正していくという作業は,自分の興味関心を改めて確認するいい時間でした.いずれ授業資料を公開したいと考えています.

同じように,年明けから行う愛知県立芸術大学の「メディア映像史」を5回だけ担当して「インターフェイスからのメディア映像史」という授業をします.こちらも「メディアアート論」のように過去のテキストを今の関心に合わせて書き直しています.こちらも授業が終わったら,授業資料を公開したいです.

「2021年の振り返り」に「noteで大森荘蔵の『新視覚新論』をインターフェイスに絡めた文章」を書きたいと書いているのですが,こちらは全くできないままでした.2023年こそは書くぞ🧐ということを書いて,2022年の振り返りを終わりにします👋

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