『メディア芸術・研究マッピング メディアアート研究の手引き』への寄稿
「文化庁メディア芸術連携促進事業」の一環として2017年刊行されている「研究マッピング」シリーズの『メディア芸術・研究マッピング メディアアート研究の手引き(PDF)』に「「1990年代のネットアート」の当時と今」というテキストを書きました.
このテキストのリサーチで以下の文献を見つけました.
- 大榎淳「インターネットとアート/表現の可能性と限界」,『季刊 インターコミュニケーション 13号 特集:インターネットの政治経済学』,NTT出版,1995,92-95頁.
1995年に書かれた大榎のテキストが,あいちトリエンナーレ2019をめぐる状況と重なっていたことから,「「1990年代のネットアート」の当時と今」というタイトルにしようと考えました.2020年となった「今」,早めに読んでもらえるとうれしいです.そして,20年後に,私のテキストも参照されて「「1990年代のネットアート」の当時と今」が書かれるといいなと思っています.
また,馬定延さんが編集した「初学者のための重要文献」に,私の博士論文「GUIの確立にみる「ディスプレイ行為」の形成過程」が挙げられています.うれしい😊