コード-の中の-身体

エキソニモのカーソルをめぐる作品を考えるために,Mark. B. N. Hansen の Bodies in code を読んでみた,ハンセンは「コード-の中の-身体」という言葉を提案する.それは「(他者と)共にある前人格的な感覚」であるという.ハンセンは「コード」というデジタルの中にある身体に新しい起源を見ている.


Such technical mediation of the body schema (of the scope of body-environment coupling) comprises what I propose to call a "body-in-code." By this I do not mean a purely informational body or a digital disembodiment of the everyday body. I mean a body submitted to and constituted by an unavoidable and empowering technical deterritorialization ── a body whose embodiment is realized, and can only be realized, in conjunction with technics. As I shall argue in this study, it is precisely through the vehicle of bodies-in-code that our contemporary techno-culture, driven by digital technologies, comes to constitute a distinct concrete phase in our contemporary technogenesis (our originary yet historico-technically differentiated coevolution with technics). (p.20)

[この英文は全く歯が立たなかった……]
(身体と環境とのカップリングが行われる余地となる)身体スキーマの技術的な調停は,私が「コード- の中の-身体」と呼ぼうとするものから構成される.「コード-の中の-身体」は,純粋な情報的な身体とか,日常の身体のデジタルによる脱身体化を意味しているのではない.不可避な技術的な脱領土化によって構成されることを受け止める身体,── 身体の具体化が実現された身体,それは技術との結合によってのみ実現されるということを,私は示している.この研究で私は議論していくように,「コード- の中の-身体」を正確に辿ることで,デジタル・テクノロジーによって動いている現代の技術文化が,現代の技術的起源とは全く異なる具体的な位相(私たちがもともと歴史-技術的に分化された技術の共進化)で構成されるようになっていることがわかる.

To think of the body as a body-in-code, then, is simultaneously to think of human existence as prepersonal sensory being-with. As we will see, this is largely responsible for the promise of the digital, understood not as some autonomous moment in the history of technology but rather, first and foremost, as a stage in the ongoing technogenesis of the human. (p.20-21)

身体を「コード-の中の-身体」として考えることは,同時に人間の存在を(他者と)共にある前人格的な感覚と考えることである.私たちが見ていくように,このように考えることは,デジタルが示すものに大きな責任をとることになる.なぜなら,技術の歴史におけるいくつかの自律的な時期ではなく,むしろ,何よりもまず,人間について現在進行中の技術的起源の段階として理解するかである.

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