artscape_イメージ主導で生まれるあたらしいオブジェクト ──ポスト・インターネット以降のイメージの流通から考える
artscapeに高尾俊介さんといっしょに「イメージ主導で生まれるあたらしいオブジェクト ──ポスト・インターネット以降のイメージの流通から考える」を書きました.編集者の水野雄太さんからのお題が「ポスト・インターネット以降のイメージの流通」だったので,ポスト・インターネットを振り返りつつ,2018年におけるイメージとオブジェクトの話をしています.水野さんの丁寧な編集とW水野に挟まれた高尾さんによる実践的かつクリティカルなテキストによって,読みやすく,かつ,興味深いテキストになっています😊
これ読んでから水戸芸術館で開催されている「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」展で実際にエキソニモの《キス、もしくは2台のモニタ》を見たり,ヒト・シュタエルの《他人から身を隠す方法:ひどく説教じみた.MOVファイル》などを見るとおもしろいと思います👀
これ読んでから水戸芸術館で開催されている「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」展で実際にエキソニモの《キス、もしくは2台のモニタ》を見たり,ヒト・シュタエルの《他人から身を隠す方法:ひどく説教じみた.MOVファイル》などを見るとおもしろいと思います👀
「イメージがオブジェクトの支持体となっているのです。」、、、!😳 https://t.co/U9Ql93lu7d— にわあやの (@aya_carry) 2018年2月15日
アーティストのにわさんがツイートしてくれたこの部分は,自分でもまだしっかりとは理解できていないのですが,エクリでの連載「インターフェイスを読む」の最終回「場に顕れるソフトウェア、隠れるオブジェクト」 で書いた「ハードウェアの上に成立していたソフトウェアがハードウェアを包み込むサーフェイスとなる」につながっていると思います.これまでとは異なるパースペクティブでイメージとオブジェクトを見ることが求められているような気がします💡
そして,渡邊恵太さんの以下のツイートにも関係するかもと考えています📡
1)とにかくこれまでの事象を全部ソフト、プログラムでやる2)その出力の機能性能、体験性能が追従するかは大事(例3Dプリンタ)3)インタフェース、インタラクション手法が大事— 渡 邊 恵 太 (@100kw) 2018年2月11日
3は、全部ソフトでやろうとすると、こんな方法じゃそれできないよ!毎回プログラム書くの?話になるところに、ユーザインタフェースを提供したりインタラクション設計が入ってきて、おおこれなら今までと同じような直感的な方法でもできるね。しかもデータは残るしUndoできるしコピーもできる、となる— 渡 邊 恵 太 (@100kw) 2018年2月11日
このソフト的な発想法、プロセスは、とにかくイテレーションサイクルが早く、コストが低い。人間の脳の状態に近いって思ってる。それでいて脳にはない具現性を持つ。だからこの方向は悪くないと思っている。思ったことが実現する世界なんだよ。— 渡 邊 恵 太 (@100kw) 2018年2月11日
最後に大学の宣伝です.高尾さんは甲南女子大学文学部メディア表現学科の同僚でもあるので,メディア表現学科ではここで書いたこととかも学べます.このブログを読んでいる高校生は少ないないかもしれませんが,何か聞きたいことがあったら,連絡ください📧 また,大学院を希望する方は,男女問わず,連絡をおまちしております✨