Poi vol.1 featuring Nukeme


私が参加している科学研究費の研究グループ「ポストインターネットにおける視聴覚表現の作者性にかんする批判的考察」の年次報告書みたいなものとして「Poi vol.1 featuring Nukeme」を刊行しました.

目次は以下の通りです.


目次にもあるように,私は「破壊を引き伸ばし,デジタルデータと物理世界を干渉させてモアレをつくる」というヌケメ論を書いています.

ヌケメはデジタルデータと物理的モノとの重なり合いをクラックして,あらたな現象をつくろうとするのである.


ヌケメさんへのインタビューを含め,盛りだくさんの内容になっています.ご希望の方は,水野まで連絡をいただければお送りします.PDFの配布になりました

[科学研究費基盤研究(C)「ポストインターネットにおける視聴覚表現の作者性にかんする批判的考察」研究課題番号:15K02203 研究代表者:松谷容作(同志社女子大学)]

このブログの人気の投稿

「グリッチワークショップ」を見学して考えたこと

インスタグラムの設定にある「元の写真を保存」について

マジック・メモ:行為=痕跡=イメージの解体可能性

矢印の自立

2046年の携帯電話と2007年のスマートフォンのあいだにある変化(1)

「サブシンボリックな知能」と Doing with Images makes Symbols

キーボードにおける「薄さ/平面」という切断

インターフェイス再考:アラン・ケイ「イメージを操作してシンボルを作る」は何を意味するのか.

メディア映像史 (2022年度水野担当分)の授業資料

new jpegs インターネット アート これから ちがい?