memo_20130205
2月16日にICCで行われるインターネット・リアリティ研究会の座談会「[インターネット アート あれから]」のためにと,3月15日まで書こうとしているGIF論文のために,以前読んだVito Campanelli,Web Aesthetics: How digital media affect culture and society にコメントしたものをツイートしました.こんな動画もあった(未見).
Remix It Yourselfはサイボーグにつながる考えだけれども,ひろがりがある感じがする.なによりも,「技術的な超−主体」という言葉.こういったことが夢ではなく,現実に起こっているからこそ,考える必要がある.私たちは少しづつだが,確実に変わっている.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013
あらゆるものが「拡散」していく.「拡散の美学」.GIFの拡散.拡散するからこそ,そこに様式が生じる.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013
「リブログ」というシステムを開発者:ヒトに発想させるのが,ウェブなのか.それともヒトは以前から「リブログ」したかったが,実装する方法がなかったのか.リブログの実装によって,GIFが世界に拡散していく契機のひとつができあがる.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013
すべてが予め決められている流れのなかのクリックひとつで移動していく.ウェブサーフィンという言葉はよく出来ていたのかも.自分の力だけではだめで,「波」をうまく利用しないという意味で.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013
データは常に流れているが,インターフェイスはそれが静止しているように見せている.けど,タイムラインは動き続ける.動きを見せている.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013
ネットが変わるならヒトも変わる.流れを意識できるヒトがポスト・ヒューマン.私たちはすでにポスト・ヒューマンになっているとしたら,ネットも.ポスト・インターネットになっているはず.だからこそ,そこでの表現を考える必要がある.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013
「流れ」のなかの表現としてのGIFを考える.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013
(GIFをTumblrのダッシュボードでの分岐点としてリブログされるものとして考えてみる.)「流れ」のなかの「フォーム」が,GIFになるのか.そうすると,GIFは流れを妨げていることになる.流れを分岐させるGIF.流れのなかの渦としてGIFを考えてみる.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013
ネット以前の「連続性」の手法を利用して,ネットの不連続なデータの流れを繋げていく.ウェブサーフィンという言葉.不連続な波に乗って行くこと.体験としてはひとつの連続体.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013
しかし,GIFが示すリアリティはリアルとのつながりをもたない.というか,ヒト単体でのリアルとはつながりをもたない.ヒトとコンピュータとがつくるリアルから生じるリアリティである.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013
(これが「あたらしいメディアの原理・原則の先にある世界観」だとしたら面白い.コンピュータの論理世界もヒトにとっては「完全」なものではないから「不完全」にして,「不完全な現実」と地続きにする.「完全」なFlash vs 「不完全」なGIF.)低解像度のリアリテイ.不完全のリアリティ.不完全な現実.現実のほうが不完全だということを気付かさせるのか.藤幡さんの考えか.ポストインターネット的には,コンピュータの方が「完全」とも考えない.コンピュータの方のリアリティも低解像度化し,現実の解像度も低くして,地続きにする.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013
機械の主体生とヒトの主体性を同じレベルで考えること.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013
アートはヒトと人工物の行為者両方から創造される.ヒト単体では考えないこと.常に,マシン.コンピュータとの複合体でアートを考えること.— mizuno masanori (@mmmmm_mmmmm) February 5, 2013