フッサールが iphone に触ったら

フッサール現象学における感覚論の一考察:身体とヒュレーの現象学に向けて/稲垣諭

「今後の現象学の可能性」を探るという言葉.
運動性とともにある感覚としての「触感覚」.

iphone などにおける触ること「運動」と見ること「静止」
見ているものも,勝手に動く.
情報が,私たちとは関係しつつも,独自のプログラムで,別個に動くこと.

その時の「触感覚」と「見る」ことの関係.
動きと静止の関係.
動きと,その動きともに生じる動き,しかし,それは別個のプログラムによる動き.
同一の物理的因果のものではない,別個の動きを納得すること.
それを心地よいと思うこと.

フッサールが iphone に触ったら,何を思うのだろうか?

このブログの人気の投稿

マジック・メモ:行為=痕跡=イメージの解体可能性

インスタグラムの設定にある「元の写真を保存」について

お仕事:「MASSAGE 10」に記事を書きました.

[GIF]ボタンに納得がいかない

デスクトップ・メタファーと「ディスプレイ行為」 

各世代の動きをとめてしまう「ベタさ」でしか「インターネットおじさん」を考えることができない

画面分割と認知に関するメモ

マウスとカーソル:カーソルによる選択行為

ラファエル・ローゼンダールの「ガスのような作品」

中途半端な存在|カーソル|コンピュータの身体性