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科研の最終報告会での発表「 私たちに残された行為はただ一つ,ゲーム機本体の電源を落とすことである.」

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JSPS 科研費 JP 20H01203「 ライフ/デス・アートの美学 」の最終報告会で,山形一生さんの《Blank Screen》を取り上げて「 私たちに残された行為はただ一つ,ゲーム機本体の電源を落とすことである.」という発表しました.タイトルは山形さんのテキストからとってきています.《Blank Screen》というウェブ作品の体験を通して,明確なインタラクションがあった作品が終わりを迎えて,何も反応しなくなった際のなんとも言えない感じを考えています.このなんとも言えない感じを伝えるために,発表で《Blank Screen》の作品実況をしました.実況は発表資料にはありません. また,発表で「認知者」という言葉を使っているのですが,それは同じ科研で昨年度まとめた「 「認知者」としての作品──エキソニモのUN-DEAD-LINK展を事例に 」で論じているので,この論文のまとめが発表の前半部分になります. 発表資料:  私たちに残された行為はただ一つ,ゲーム機本体の電源を落とすことである.

紀要論文「山形一生へのインタビューとともに考える「デジタルオブジェクトのリアルな感じとその生と死」」

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紀要論文「山形一生へのインタビューとともに考える「デジタルオブジェクトのリアルな感じとその生と死」」が掲載された 「甲南女子大学研究紀要Ⅰ 第59号」が刊行されました. 紀要論文の要旨です. 本論文は、「アートとテクノロジーが重なり合うメディアアートにおける生と死の観念とその表象についての調査」の一環として、2022年4月30日にアーティストの山形一生に行ったインタビューをもとに、山形作品から受けるリアルな感じがなぜ生じるのかを探り、さらに、リアルな感じ以前に生命の感じや快の感じがレンダリングされるデジタルオブジェクトが示す生と死の表象を考察したものである。 この紀要論文はJSPS 科研費 JP 20H01203「 ライフ/デス・アートの美学 」のもとで行われたアーティストの山形一成さんへのインタビューをもとに,山形さんとともに書きました.山形さんへのインタビュー全文はこちらで読めます→ 🪲山形一生インタビュー いずれ甲南女子大学の学術情報リポジトリにPDFが掲載されると思います(→ PDF が掲載されました).紙で読みたいという方がいましたら,以下のフォームから申込ください.抜き刷りを発送します🌫 🌫 🌫 読み込んでいます…

「フラットネスをかき混ぜる🌪(5)認知負荷ゲームとしてのエキソニモ「Sliced (series)」(2) ──《A shot computer keyboard, sliced》から認知プロセスを透かし見る👀」が公開されました

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作品や論考を掲載する(ほぼ)月刊の写真ウェブマガジン「iiiiD」の11月号に連載「フラットネスをかき混ぜる🌪」の5回目が掲載されました.タイトルは「 認知負荷ゲームとしてのエキソニモ「Sliced (series)」(2) ──《A shot computer keyboard, sliced》から認知プロセスを透かし見る👀 」です.タイトルにあるようにエキソニモ「Sliced (series)」を取り上げています.よろしくお願いします🙏 2023/12/11追記: iiiiD の更新が停止しため,連載は note に転載しています.