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12月, 2023の投稿を表示しています

2023年の振り返り👀✍️

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2023年はこの投稿を含めて23本の記事を書いています.2022年が9本だったから,結構増えました🥸 ただ,そのうちの10本が Tumblr に書いていた記事を転載したものになります. ちなみに note には26本の記事を書いています.こちらも他のウェブ媒体で書いていた記事の転載とかもあるので,0から今年書いたというテキストは少ないですね.でも,なんであれ合計して49本の記事が書けたのは良いとしましょう. 2023年は2022年にやった授業資料を公開するところから始まりました. メディアアート論(2022年度)の授業資料 メディア映像史 (2022年度水野担当分)の授業資料   2023年度もふたつの授業を担当していますので,また資料をあげたいと思います.メディアアート論は「作家紹介」をする回をつくったので多少は多少はあたらしくなっていると思います. 新年5日から私の担当が始まるメディア映像史は,デジタルオブジェクトを介して「情報体」を体験するという枠組みで書き直しています. 写真ウェブマガジン「iiiiD」に連載していた 「フラットネスをかき混ぜる🌪」の5回目を掲載しました.この後, 「iiiiD」は活動を停止しました.転載の許可をもらったので,テキストを加筆修正しつつnoteにまとめています. 「フラットネスをかき混ぜる🌪(5)認知負荷ゲームとしてのエキソニモ「Sliced (series)」(2) ──《A shot computer keyboard, sliced》から認知プロセスを透かし見る👀」が公開されました  noteのマガジン: フラットネスをかき混ぜる🌪️ アーティストの山形一生さんへのインタビューをもとにした論文「 山形一生へのインタビューとともに考える「デジタルオブジェクトのリアルな感じとその生と死」 」が大学の紀要として出版されました. 紀要論文「山形一生へのインタビューとともに考える「デジタルオブジェクトのリアルな感じとその生と死」」  日本映像学会の学会誌「映像学」に掲載されていた論文が J-Stageに掲載されました. 「映像学」に掲載された論文がJ-Stageに掲載されました👻  紙媒体で残るのもいいけど,思い立ったときに検索してすぐに論文が読めるのはとても大切なことだと私は思っています.その思いもあって,ずっとブログ

ÉKRITS連載_カーソル・ラバーハンド錯覚・スワイプ ── 「画面帰属感」がつくる自己を画面に帰属させたミニマルセルフ - インターフェイスを読む #8

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エクリでの連載「インターフェイスを読む」を更新しました.第8回目のタイトルは「 カーソル・ラバーハンド錯覚・スワイプ ── 「画面帰属感」がつくる自己を画面に帰属させたミニマルセルフ 」となります. 先日参加した, 表象文化論学会オンライン研究フォーラム2023のシンポジウム「皮膚感覚と情動:メディア研究の最前線」 の発表原稿に加筆修正して,エクリに掲載してもらいました.そのため,連載で使ってきた「合生的」という言葉が使われていません.しかし,最後で現れる「画面帰属感」という言葉は,これまで連載で書いてきた「合生的行為」や「合生的出来事」の源にあるit-from-bit,情報主導の世界を紐解く端緒になるかなと思っています. 「合生的行為」や「合生的出来事」は, ヒトが画面に帰属した先に情報への帰属を感じながら,意思と予測情報とが入り混じった感じを抱きながら行う行為であり,その感じとともに現われる出来事なのではないかということです. 科研「 生命と物質に関わる理論的調査と制作実践 」で 「物質としてのインターフェイスの生命化」ということを考えて来たら,物質と生命を統合する情報に帰属するヒトという考えができ来た感じです.